パニシング：グレイレイヴンはどんなゲーム？
地球は人間の住める環境ではなくなった…..。
電子回路を侵蝕し人類を襲う「パニシング」によって発生した浸食体と、地球奪還を掲げる「空中庭園」の執行部隊の一つのグレイレイヴンを主軸に、それぞれの思惑で戦う各勢力の織り成す群像劇が展開します。
そして「人間」の在り様とその価値を問うストーリーを3Dバトルアクションと共に描き出すRPGです。
グレイレイヴンに所属する構造体は人間の見た目をしているが人間ではない。正確には元人間だが、適性がある者を全く違う物質で再構築しており、浸食体との戦闘にうってつけの存在です。
ニーアオートマタと世界観が酷似していると思ったら、コラボを実施しており、構造体として2B、9S、A2が参戦していました。
パニシング：グレイレイヴンはどんなところが面白い？
基本は3人小隊を編成してステージクリアしていく
ストーリーを進める為に複数の構造体で正体を組むのですが育成要素は多めです。各ステージはこのキャラたちを一人ずつ切り替えて戦います。
- 構造体本人の強化
- スキルの強化
- 装備している武器の強化
- 同じく装備する「意識」の強化（※ステータスを底上げするオプション的なもの）
ステージクリアすることで構造体を指揮するプレイヤーのレベルも上がるのですが、指揮官のレベルを超えて構造体のレベルは上げられません。戦力が拮抗、または不足していればステージ開始前に警告が左上に表示されるのでどの程度の戦力が適正か分かります。
その戦力に満たなくてもクリアできなくはないですが、敵に囲まれて削り倒されることもあり、その場合はクリアランクにも影響してしまいます。
指定された制限時間内にステージをクリアする、一人も脱落しないが主な条件なので、上手くキャラを切り替えて脱落者を出さないよう留意しましょう。
一回クリアしたステージはオートで周回プレイ可能なので、暫くレベル上げをするのも良いでしょう。また構造体たちは軍属なので昇級することでステータスがアップするので、こちらも忘れずに行いましょう。
複数の勢力が入り乱れるストーリーが面白い！
パニシング：グレイレイヴンでは目的地に向かう、撤退する、指定のターゲットを倒すなどの過程で浸食体を倒していきます。浸食体とはグレイレイヴン一部隊で戦うわけではないのですが、他の部隊は独自の思惑も持っているので決して一枚岩ではありません。
寧ろ、目的の邪魔、兼囮なんてかたちで浸食体を差し向けてくる性格の悪い部隊も存在します。 ⇓
非常に性格悪く独断専行したあげく、想定外の敵にやられたりしていますが、場合によっては味方に優しい場合もあるので、一概にただの嫌な奴とも言えません。
キャラクターのサイドストーリーは物語が進行することで解放されていきます。このキャラにはこんな過去があったのかという感じで見ていくと面白いでしょう。
物語全般を通して浸食体はイレギュラーな個体も存在するので恐ろしい敵です。と同時に、大義や利益を求めて人道に外れた倫理観のない人間もまた恐ろしいと思わされます。
明確な敵も存在している
そんな世界にあって邪魔ではなく明確に悪意をもった敵も当然存在しています。味方の構造体を唆し、全く別の存在に進化させて利用する。
利用された者の末路は、力を求めた他の浸食体に襲われて八つ裂きにされる場合もあり、救いがない場合もあります。敵になってしまったキャラでも気分がいいものではありません。
物語上では特殊な浸食体や昇格して別の存在になった敵も存在しており、戦う際は苦戦必至です。ある程度物語が進むと他のプレイヤーの支援を受けられるようになり、リアルタイムで戦闘に参加してくれます。一人では勝つのが難しいストーリー上の強敵にも勝ちやすくなったりします。
ストーリーをクリアすると後日譚（敵の前日単）がある
ノーマルモードでストーリーを進めて、次のチャプターをクリアすると、前チャプターで倒した敵ボスの記憶を追体験できるモードが解禁されます。
何故、敵になってしまったか、悪趣味な作品を作る狂った浸食体となってしまったか、敵の背景が分かります。
その際は、まさかの敵ボスを操作して浸食体と戦ったりするので、違った視点でゲームを楽しめます。
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まとめ
パニグレは重厚なストーリーと、アクションが楽しめる作品です。ストーリーのボリュームも現在は多くなっており、育成要素の多さや、構造体たちの日常を感じられる宿舎機能など行えることは多いです。
気づいたら時間が経過している場合があるので、それなりに時間的余裕をもってプレイしてみましょう。
