ウルフゲーム：ザ・ワイルド・キングダムってどんなゲーム？
2023年6月にリリースされたばかりの日本初の狼育成シミュレーションゲームアプリです。まだ狩りの仕方を父狼から教わっている若い狼が裏切りを受けて落ち延び自身の集落（拠点）を拡張しつつ、仲間を増やしていくゲームです。
人間の戦国シミュレーションゲームを、狼たち野生の生物の弱肉強食の世界に当てはめた形です。
気になる内容は？
主人公の狼のレベルを上げつつ本編のストーリーを進めるにつれ、集落の設備も拡張されていきます。
集落内の狩場で肉を確保し、水源から水を得てそれらを元に集落を徐々に拡張、発展させていきます。集落内の癒しの薬草は、戦闘で負傷した兵隊狼を治療してくれます。人間でいう病院ですね。
資源（お肉、水）は、人間でいうならお金に相当する部分です。ストーリーの進行に伴って集落の生産だけで賄えなくなってきます。
物語が進行すると自身の集落外に出ることが可能になります。ここで不足分の資源を賄う必要が出てきます。
シミュレーションゲームなので、集落外には当然他のプレイヤーの集落も存在しています。最初はバリアが張られていて不可侵状態ですが、同じ同盟でなければ潜在的な敵といえます。襲い襲われる関係性になるので、自身の部隊の強化を怠らないようにしましょう。
万が一襲われても被害を軽減できるように集落の食糧庫の備蓄容量はなるべく上げておきましょう。
集落外で野生生物も生息していますが、ヘラジカのような草食獣はともかく、スミロドン（サーベルタイガーみたいな動物）のような獰猛な肉食獣も居るので、自分のレベルを鑑みて狩りに行きましょう。
同じく、ストーリー上でこちらに敵対するハイエナもマップ上に点在しているので、低いレベルのハイエナ集団から力試しと資源確保を兼ねて狩っていきましょう。
戦いに勝利すると報酬がもらえるので集落の発展に使用しましょう。
マップ上の動物たちと戦う以外に鉱石などが手に入る場所に編成した狼の部隊を駐留させることで集落での資源生産とは別にアイテムが入手できます。
この間は自身の集落の防衛が手薄になってしまう点に加えて、駐留させている他プレイヤーの部隊を急襲も可能なので、その点は留意しておきましょう。
集落外のマップに出れるようになったら、鉱石（何故狼が鉱石を？）を採掘したり、野生の獣を狩猟して資源となるお肉をゲットしに行きます。狼たちにも属性といえる得手不得手があるので、敵との相性を考えて舞台を編成してから戦いを挑みましょう。物語の進行に伴い編成できる仲間の数も増えていきます。
狼たちにも属性といえる得手不得手があるので、敵との相性を考えて舞台を編成してから戦いを挑みましょう。
戦力不足と感じたら？
ストーリーを進めていくと敵に勝ちづらくなって苦戦したり、敗北してしまうこともあります。その場合は強い仲間を召喚してみましょう。課金せずともストーリー進行報酬でガチャを回せるアイテムは手に入ります。序盤の攻略から中盤にかけてスムーズに進めるために強い仲間も増やしておきましょう。
ここがすごい！
ストーリーにも力が入っていて、狼なのにフルボイスが付いているので個性が出ています。狼なので幾ら別個体といっても声が無いとどの固体か分からなくなることもあるので、リアルさを増す意味でも差別化させる意味でも良い演出だと感じます。
ハイエナが悪者って、初代ライオンキングみたいなイメージが…….。ハイエナたちは裏切った狼に与してこちらに敵意を向けてくるので、代表的な雑魚キャラです。
戦闘はオートでも実行できるので、ターゲットを定めたら戦闘終了を待っていても良いでしょう。狼たちの左に表示されているオレンジ色の〇はスキルなので、全て貯まると強力な技を使用できます。オート戦闘ならそれも自動で使用してくれます。
他にも裏切り者とは別で、様々な思惑から主人公と対立する狼も登場します。戦闘で倒すことで仲間になってくれる狼も居るので部隊に編成して戦闘を有利に運べるように育成していきましょう。
惜しい点は？
マップフィールド上の移動はリアルタイムで時間を要するので、襲う対象や採掘ポイントが遠いと、それだけ時間がかかります。シミュレーションゲームなので当然ともいえますが、全体的に移動がもっさり感があるので、2倍速とかに出来たらと思う点はあります。
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まとめ
今までにない意欲作だと感じられます。アリの帝国を作るシミュレーションゲームがあるくらいなので、動物のシミュレーションゲームが出てきてくれて新しいゲームの種類が現れたと感じました。
